基本的に1~2歳の頃はお口の中に道具を入れること自体を嫌がるので無理やり押さえつけてまでやる必要はありませんが、お母さんが指にガーゼをつけて歯をふいてあげたり、間食の最後にお茶や水を飲ませるなどの工夫が必要です。歯ブラシを持って遊ぶことからはじめたりして、除々に習慣づけていきましょう。医院でフッ素を塗布して予防することも効果的です。
目安として3歳以上のお子さんは最初は遊んだり、練習したりして除々に治療ができるようになります。乳歯でも大きな虫歯の場合は麻酔をして治療することもあります。1~2歳のお子さんはよほどの例でないかぎり、進行止めを塗ったりフッ素塗布で応急処置にとどめた方がいいかと思われます。
程度によりますが、ぶつけた歯は時間がたってから歯の色が変わってきたり、歯ぐきが腫れてくることがあります。その場合は根の消毒が必要になったり応急的な固定処置等も必要になりますので、ぶつけたりした場合はすぐに歯科医院を受診しましょう。
神経組織(歯髄)は完全に独立しているので、まったく問題ありません。
程度にもよりますが、ほとんどの場合、早期に乳歯を抜いたほうがよいでしょう。
ただ、下の前歯は乳歯の裏側に出る傾向があるので、すべてが異常であるとは言い切れません。
健全な乳歯同様、時期がくれば抜けるものです。
早期に乳歯を喪失した場合、歯肉が固まりすぎて永久歯が萌えてこないことがあります。あまりにも萌出が遅れているときは、歯肉の切開が必要です。
萌出直後の歯によくみられる現象です。しっかり歯磨きをしていれば白斑は消えていきますが、表面がザラついてくると虫歯になるので、注意が必要です。
歯の軸が狂っているだけの歯性反対咬合と、上顎と下顎のバランスが崩れて起こる骨格性反対咬合とが考えられます。前者の場合はちょっとした矯正治療ですみますが、後者の場合は長期にわたり顎に対する矯正治療が必要です。
5歳になっても『指しゃぶり』をしている子をよく見かけます。『指しゃぶり』を長く続けると、上顎が変形して永久歯の前歯が噛み合わない『開咬』という状態を引き起こし、見た目ばかりではなく、将来的に発音障害や舌の運動障害を伴うこともあるので、できるだけ早期にやめさせたほうがよいでしょう。しかし、『指しゃぶり』は子供にとって、ひとつの精神安定剤的役割があるので、あまり強引にやめさせようとするのは考えものです。時折やさしく注意したり、就寝時ずっとしているようであれば、そっとはずしてあげてください。
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